Kadittは11月27日、ToDoリストアプリ「Carry」を公開した。
Carryは、ユーザーが行きたい飲食店や場所などのスポットを備忘録としてリスト化し、マップ検索や位置情報から検索できるアプリだ。テレビで紹介されたり友人に勧められたりしたさまざまなスポットを気軽にメモできる。
「多くの人が、行きたいお店をメモしても、実際に行っているかというとそうではない。メモしたところでついつい忘れてしまいがち。Carryはそんな思いを実際の行動に移すためのサービスだ」――Kaditt代表取締役の門内直樹氏はサービスについてこのように語る。
Carryの利用にはFacebookのアカウントが必要となる。行きたいスポットや気になるスポットがあれば登録ボタンを押し、その場でスポットを検索してリストに登録する。リストは実際に行ったかどうかも登録可能で、「行ったスポット」「これから行きたいスポット」に分けてソートできる。リストに登録したスポットは、地図や経路を表示することもできる。
また、リストにある情報をメールやTwitter、Facebookで共有する機能も用意。1人で記録用に使うだけでなく、友人を誘って目当ての店舗に行くという使い方もできる。「1人で利用できる機能をまずは重視したが、そこから1人で使って友人と共有しても楽しいというツールにしていきたい」(門内氏)
サービスは日本語のほか、英語や韓国語、中国語に対応する。今後は登録されたスポット情報をもとにターゲティング広告を配信したり、来店数や支払い額を店舗側がトラッキングできるクーポンを発行するといったO2O分野での収益化を図る。
3カ月で5万ユーザーの獲得を目指す。また、友人との共有機能を強化し、Androidアプリについても提供する予定だ。
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