タクシー配車システム「Uber」の方式を取り入れた自家用飛行機チャーターサービス「BlackJet」が、米国で利用可能になった。ただし、大枚と極秘の招待コードを持っていればの話だが。
BlackJetは米国時間11月21日、現在の稼働状況をツイートし、招待コードを欲しがっている一部の飛行機利用者の関心を呼んだとTNWが最初に報じている。もちろん同社のTwitterアカウントからの回答はなかった。この点については非常に閉鎖的なサービスだ。
われわれの大半は詳細を知らない方がいいだろうが、このサービスの会員になるのに必要な費用は最低2000ドル。さらに、短距離のフライトは950ドル、米国を横断するフライトは3500ドルの費用がかかると伝えられている。
このサービスは、Uberと同様のものだとみられている。Uberはオンコールの自家用タクシーサービスで、利用者はアプリを通じてタクシーをオーダーし、料金は利用者のクレジットカードから自動的に支払われるというもの。事実、BlackJetを設立したのはUberの共同創設者であるGarrett Camp氏だ。BlackJetは、航空会社の面倒な手続きを避けたい利用者をターゲットにしており、チャーターされたジェットが拠点に戻るときの空便を利用する。
航路はまず、ニューヨークとロサンゼルス間またはニューヨークと南フロリダ間が予定されており、次の目的地としてはサンフランシスコがうわさされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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