ラングリッチ、KLab Venturesなどから5000万円を調達--今後はアプリ開発に注力

岩本有平 (編集部)2012年11月20日 11時06分
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 ラングリッチ・ホールディングスは11月20日、KLab Venturesおよび個人投資家3人から、合計約5000万円の第三者割当を実施したと発表した。個人投資家はシンガポール在住の事業家である加藤順彦氏、ヒトメディア代表取締役社長の森田正康、LiveAlive代表取締役の上田浩史氏の3名。

 同社では、2010年にSkypeを使ったオンライン英会話サービス「ラングリッチ」の提供を開始。サービス開始当初は日本とフィリピンに法人を設立したが、現在はシンガポールに持ち株会社ラングリッチ・ホールディングスを設立。日本、フィリピン法人をそれぞれ子会社としている。今回の増資はシンガポール法人へのものとなる。

 いわゆる「Skype英会話」を提供する企業は複数あるが、同社はフィリピン・セブ島にオフィスを用意することで、専用回線による安定したビデオチャットを実現していることが強みだという。「競合には在宅かつ音声のみでサービスを提供するところもあるが、ビデオが主体となることで、よりインタラクティブで幅広い授業を展開できる」(ラングリッチ・ホールディングス代表取締役CEOの占部友春氏)。料金は毎日25分のレッスンを受けられるコースが月額4980円、毎日50分のコースが月額9000円。ユーザー数は非公開だが、すでに黒字化を達成しており、ユーザーも増加中という。


ラングリッチ・ホールディングス代表取締役CEOの占部友春氏

 現在は、企業や大学などに向けて法人向けのサービスも始まった。また、セブ島には留学向け施設も開設。オンライン、オフラインの両方で事業を展開している。

 フィリピンの講師陣は常時500人程度。講師は大学卒業者に限定しているが、看護師資格持っているなど、もともと海外で働く志向の強い人物が多いという。

 ラングリッチでは、今回の調達をもとにエンジニア人材を確保し、サービス開発体制を強化する。特に注力するのはスマートフォン向けアプリの開発だという。

 「英語学習向けのアプリは大量に出ているが、アプリ単体では学習のモチベーションが続かないこともある。我々はオンライン英会話とアプリを組み合わせることで、継続できる学習サービスを提供できる」(占部氏)

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