NTTレゾナントはAndroidアプリ開発者向けにクラウド型の実機検証支援サービス「Developers AppKitBox」の提供を開始した。
Developers AppKitBoxは、クラウドを経由して接続されたAndroid端末実機を時間貸しするリモート実機検証機能「Remote TestKit for Android」と、開発者に有益なナレッジコンテンツ「Knowledge Note」を提供する。
独自のクライアントソフトウェア上からクラウドを経由して実機にアクセスし、高速で滑らかな画面転送でリアルタイムに近い形でPCからのキー入力を反映させることができ、アプリやウェブページを簡単かつ効率的に試験できるという。必要な時に必要な分、必要なAndroid端末を借りられるため、実機の購入コストや維持管理コスト、環境構築コストを削減できるとメリットを強調している。
ナレッジコンテンツは、サービス開始時にはテストプロセスを中心としたノウハウを公開し、今後順次、HTML5やクラウドといったトレンドにも追随した情報を継続的に拡充するとしている。
利用料金は、50時間分で4万円、100時間分で7万5000円と、利用時間に合せて2パターンから選択できる。2013年1月上旬からは1時間分で900円のメニューも提供する予定。初期登録時には2.5時間分の無料体験チケットが付与される。
今後は、端末予約機能や検証自動化機能などの機能拡張や、開発検証ノウハウのコンテンツを追加するほか、海外向けにもサービスを展開するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?