ミニチラシ同様に、紙のチラシにはない電子チラシだけのサービスも拡充させていきます。これは大型セールで押したい商品がたくさんある場合や、取り扱い商品が多くカテゴリごとに打ち出したい時に効果的です。
例えばイトーヨーカドーは、Shufoo!に掲載された7枚のチラシのうち、5枚を「WEB限定チラシ」として展開した週がありました。紙のチラシでは、お買い得商品やバーゲン情報を掲載し、電子チラシではボディケアやペットといったカテゴリー別や、ネットスーパーの告知、店舗内イベントの募集など、ニーズに合わせたバリエーションを実現しています。
また、東急ハンズではメインチラシを配信する前後にティザーチラシ、タイアップチラシ、リマインドチラシと電子限定チラシを配信することで、メインチラシを盛り上げる役割を果たしています。
Shufoo!は仕掛けづくりのサービスなので、ひとつの技術に依存してはいけないと思っています。チラシを提供していただける企業の方が新しいプラットフォームを導入したら、それにもきちんと対応していきたい。
10月に発売されたWindows 8にも対応していますし、電子チラシを見た人がFacebookに投稿できるなど、チラシのソーシャル化にも取り組んでいます。
サービス開始から11年を経て、電子チラシのマーケットは確立しつつあると思っています。今後は紙のチラシではできなかった新しいマーケットを作っていきたいです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」