5.5インチの大画面、タッチペンも進化した「GALAXY Note II」--11月16日に発売へ

 サムスン電子ジャパンは11月8日、NTTドコモの冬モデル「GALAXY Note II SC-02 E」を11月9日に予約受け付けを開始し、11月16日に発売すると発表した。

タブレット機能とスマートフォン機能を併せ持つGALAXY Noteシリーズ

押切もえさんが「簡単ですぐに使いこなせる」とアピール
押切もえさんが「簡単ですぐに使いこなせる」とアピール

 GALAXY Note IIは、4月に発売したGALAXY Note SC-05Dの後継モデルだ。タブレット機能とスマートフォン機能を併せ持つ新カテゴリとしてサムスンが力を入れている製品だ。画面サイズは約5.3インチ(800×1280ドット)から5.5インチ(720×1280ドット)に拡大しつつも、アスペクト比を16対9にしたほか、横幅を83mmから81mmとスリムにし持ちやすくした。

 1.6GHzのクアッドコアCPUを搭載し、3100mAhの大容量バッテリを採用している。OSは最新のAndroid 4.1。国内向けにおサイフケータイやワンセグにも対応した。カラーは、マーブルホワイト、アンバーブラウンの2色。

サムスン電子ジャパン 専務の石井圭介氏、押切もえさん、代表取締役の趙洪植氏
サムスン電子ジャパン 専務の石井圭介氏、押切もえさん、代表取締役の趙洪植氏

 サムスン電子ジャパン代表取締役の趙洪植(チョウ・ホンシク)氏は、「GALAXY Noteは他社に先駆けて開発したノートカテゴリの商品。便利さ、使いやすさ、すべてを合わせたもの。(先行販売する海外で)すでに、世界中からすばらしい反響をいただいている。発売後1カ月で300万台を突破。前モデル同期比で販売台数は3倍。日本で発表できることを嬉しく思っている」と挨拶した。

画面を2つに分割し、マルチタスクで使える新機能も

 GALAXY Note IIは「これ以上に優れた商品は、この市場に存在しない。ユーザーの潜在能力や創造性を広げる手伝いをする」と自信を見せる。

 新たに搭載された「Sペン」はワコムとの共同開発によるもので、1024段階の筆圧を検知する。通話中などでもペンを抜くとメモが自動で起動し、簡単にメモがとれるほか、ロック画面でも画面をタップすればメモが起動する。さらには、画像の切り抜きや加工したノートの共有なども簡単に行える。

ペン先を近づけるだけでスケジュールの詳細やメールの本文が見られる「Air View」機能
ペン先を近づけるだけでスケジュールの詳細やメールの本文が見られる「Air View」機能

 このほかにも、カレンダーやメールの一覧画面などで、いちいちリストをペンでタップしなくてもペン先を近づけるだけでスケジュールの詳細やメールの本文が見られる「Air View」機能、画面を2つに分割しチャットしながら資料を見るなど2つの作業を同時に行える「マルチタスク」などを備えた。

 ワコム 代表取締役社長の山田正彦氏は、「人は自分を自由に表現して分かち合いたいと願っている。しかし、実現できるのは一部の限られたプロやアーティストに限られていると思っているのではないか。1人1人がクリエイティブな力と発信すると力を持つためにパートナーとして協力したいと思った」と協力した背景を語った。

 GALAXY S IIIで標準搭載された、ソーシャルマガジンアプリ「Flipboard」を提供するフリップボードの副社長、エリック・アレクサンダー氏も登壇。日本はFlipboardが最も使われている国のひとつで、もっとも多くの情報を共有しているユーザーだという。今回のGALAXY Note IIでは、ニュースやブログ、友人の近況などもフルスクリーンかつ大画面のディスプレイで見られるとアピールした。

撮影した写真の裏に手書きでメモを付けられる
撮影した写真の裏に手書きでメモを付けられる

 モデルでタレントの押切もえさんも登場し、GALAXY Note IIを使ったレシピノートの作り方や、写真の裏に手書きメッセージを添えられる「Photo Note」機能、画像にエフェクトをかけられる「ペーパーアーティスト」機能、連写した画像から笑顔を選択して合成できる「Best Face」機能などを披露。「機械は得意じゃないけれど、簡単ですぐに使いこなせる。本当に大満足。仕事でもプライベートでも手放せない」とアピールした。

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