Kim Dotcom氏が、また話題を作って当局を馬鹿にしようとしている。
Dotcom氏は米国時間11月1日、Reutersに対し、「Megaupload」に続く「Mega」を立ち上げると語った。立ち上げの時期は、同氏の自宅の家宅捜索とMegauploadの閉鎖が行われたほぼ1年後だという。ストレージサービスであるMegauploadは、海賊版の映画や音楽、その他デジタルメディアを大量にホスティングしたとして非難されていた。
ニュージーランドの警察は1月、米国政府の要請でDotcom氏を逮捕した。米国政府は起訴状で、Dotcom氏と6名の関係者が、違法な著作権侵害、共同謀議、およびマネーロンダリングの罪を犯したとしていた。Dotcom氏と他の容疑者らは不正行為を否定しており、同氏を米国に送還して裁判にかけようとする米連邦検察の試みに抵抗している。
Dotcom氏によると、新たなクラウドストレージサービスは重要な意味でMegauploadとは違ったものになるという。まず、「.com」ドメインを使う代わりにガボン共和国のドメインである「.ga」で運営し、「Me.ga」となる。
また、Megaは米国のホスティング企業を利用しない。Dotcom氏がReutersに語ったところによると、Megaはさらに、著作権者に対して海賊版コンテンツを「直接削除する権限」を与える。ただし、Megaの運営者に対し権利侵害の責任を追及しないことに同意することを条件とするという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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