台湾のエレクトロニクスメーカーであるASUSの最高財務責任者(CFO)を務めるDavid Chang氏は、同社が1カ月あたり100万台近くの「Nexus 7」タブレットを販売していると述べている。
Googleは、7インチのNexus 7タブレットの正式な販売台数を発表していないが、ASUSは現地時間10月30日の第3四半期決算発表に続き、最も楽観的な予測さえも上回る数値を示した。ASUSは、同社のノートPCは1カ月あたりの出荷台数が約500万台と堅調に推移しているが、タブレットの出荷台数は第2四半期の80万台から第3四半期には230万台に急増したと述べた。
Chang氏はThe Wall Street Journalに対し、次のように述べた。
最初は1カ月あたり50万台ほどだった。それが60万台、70万台などとなり、この1カ月間は100万台に近かった。
ASUSは、第4四半期のタブレットの出荷台数が13%増加して260万台になり、2013年には1000万台にまで到達する可能性があると予測している。その台数は、Appleによる第3四半期の「iPad」販売台数である1400万台にはまだ遠く及ばないが、今後の動きが期待される。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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