アマゾン、「Kindle Fire HD」と「iPad mini」の比較広告をトップページに掲載

Jonathan Skillings (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年10月29日 10時36分

 副業としてタブレット事業を展開するAmazonは米国時間10月28日、ホームページを刷新し、Appleがほんの数日前に発表した「iPad mini」と「Kindle Fire HD」を大々的かつ露骨に比較する広告を掲載した。広告には特大の活字書体で「Much More for Much Less(より多くの機能をより安い価格で)」と書かれており、Amazonが消費者にどちらを選んでもらいたいと考えているかは明白だ。もちろん、それはKindle Fire HDだ。

 Amazonの考えでは、その根拠の大部分は視覚的な機能である(価格もそうだ)。Kindle Fire HDの「驚異的」なディスプレイが表示できるピクセル数は、iPad miniとその「標準的な低解像度」ディスプレイより「30%多い」。それを理解しやすいように、Amazonはそれぞれのタブレットのピクセル数を明示している。Kindle Fire HDは216ppi(1インチあたりのピクセル数)で、iPad miniは163ppiだ。

 Amazonはその仕様表の性能を訪問者のリビングルームに届けるために、Kindle Fire HDを利用すると「HD画質の映画やテレビを視聴」できる、とはっきり述べている。その点に関して、iPad miniの性能は不十分だ、とAmazonは明言する。同社によると、Kindle Fire HDはスピーカーとWi-Fiに関しても、iPad miniより優れているという。

 Amazonは、199ドルのKindle Fire HDを訪問者が「shop now(今すぐ購入)」できるリンクを提供しているが、329ドルのiPad miniについては、そのようなサービスを提供していない(訪問者がこの価格の差を見落とさないように、それぞれのデバイスの価格は大きな文字で記載されている)。

提供: Amazon/Screenshot by CNET
提供: Amazon/Screenshot by CNET's Jonathan Skillings

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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