キングソフトは10月23日、総合セキュリティソフトの最新版「KINGSOFT Internet Security 2013」を公開した。Windows XP/Vista/7に加え、Windows 8にも対応している。同社のウェブサイトからダウンロードでき、広告付の完全無料版、1980円の無期限版、980円の1年版からタイプを選択可能。
最新版では新開発のクラウド型スキャンエンジン「Blue Chip 2」を搭載し、スキャン時のCPU使用率が42%と前年比で約20%改善、またスキャン速度が前年比26%高速化しているという。加えて、各種のプログラムコードを見直すことで、平常動作時のCPU負荷やメモリ使用量を低減しているという。
さらに、従来クライアントソフトで行なっていた処理動作の大部分をクラウドサーバへ移動。クラウドサーバも増強しており、ウイルス処理能力は1日約1500万件、アクセス受入能力は1日約40億回と、ともに前バージョンの2倍に向上したとしている。
そのほか、ダウンロードやインスタントメッセンジャーなど外部からの侵入経路を監視し、ウイルスプログラムを侵入前に駆除する「外部コンテンツガード」や、ウェブカメラの使用時に警告を表示することでウイルスなどによる遠隔操作をブロックする「WEBカメラの監視」などの機能を備えた。
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