PeXとROIは10月11日、Androidアプリ「FANなま ファンタスティック・ナマケモン(FANなま)」の提供を開始した。Google Playにて無料でダウンロードできる。
FANなまは、ユーザーが探偵事務所に所属する探偵となり、さまざまな「おしごと」をこなすことで仮想通貨「リーフ」や「FANなまポイント」を獲得できるサービス。FANなまポイントは1000ポイントごとにPeXポイント1000ポイントと交換できる。
おしごとは、指定された商品を購入した場所に関する「チェックイン」、商品のバーコードの「スキャン」、買った商品の「レシート撮影」、自分のアクションについての「Facebook共有」の5種類の内容を組み合わせたものとなる。ユーザーは一覧表示されるおしごとを、条件に応じて受けていくことになる。
おしごとは主にクライアント企業が提供する。おしごとを通じて、ユーザーの実店舗への誘導(O2O:Online to Offiline)をねらう。第1弾の取り組みとなるのは森永乳業で、同日より10月15日まで、「マウントレーニア(ダブル)」に関するおしごとが用意される。
ROIが提供する覆面調査のプラットフォーム「fancrew(ファンくる)」のシステムを両社でスマートフォン向けにカスタマイズしてサービスを提供する。
ターゲットとするのはスマートフォンを持つ主婦層。2012年末までに10万ダウンロードを目指す。2013年初頭にはiPhoneアプリも提供する予定だ。
なお、PeXの親会社であるVOYAGE GROUPでは2011年11月にチェックインを使ったポイントサービス「ポイントライフ」を提供していたが、約半年で「ECナビ」とのサービス統合を発表。実質的にサービスを終了しているが、ポイントライフの終了とFANなまの提供については直接的な関係はないという。
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