デジタルガレージ(DG)は10月3日、同社の子会社であるベリトランスが合弁で設立したインドネシアのPT MIDTRANS(MIDTRANS)が、インドネシア市場向けEC決済サービス「VeriTrans Indonesia」の提供を開始したと発表した。
MIDTRANSは、ベリトランスとネットプライスドットコム、インドネシアで不動産やIT事業を展開するMidPlaza Groupが1月に合弁で設立した会社。インドネシアでEC決済やECインフラサービスを提供している。
提供を開始した決済サービスは、インドネシアのECサイトでのクレジットカード決済向けとして、ベリトランスの決済技術とECインフラサービスをインドネシア市場向けに現地化。セキュリティは国際標準基準「PCI DSS」に準拠し、インドネシア固有の商習慣や決済習慣に配慮した仕様になっているという。
DGは8月に発表した中期3カ年計画で、同社の決済プラットフォームのグローバル展開を挙げており、今回のインドネシアでの決済サービスはその第1弾。今後は香港に設立した決済事業子会社econtext Asiaを決済事業のグローバル展開の中核拠点とし、決済プラットフォームのアジア展開を進めていく。
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