デジタルガレージは8月13日、ネットビジネスの最新事情について報告する「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2012 TOKYO」を東京・恵比寿で9月28~29日に開催すると発表した。
8回目となる今回は「オープン・イノベーションから生まれる次世代インターネットビジネスの胎動~スマートフォンの先に見える未来~」と題して、「インターネット・デバイス」と「eコマース」の最先端で起こっている事例を紹介しつつ、近未来のネットビジネスについて議論を深めるとしている。
ホスト役として司会・進行を務めるのは、デジタルガレージの共同創業者で、米マサチューセッツ工科大学(MIT)Media Lab所長に2011年に就任した伊藤穰一氏。1日目のキーノートセッションでは、伊藤氏によるオープニングスピーチに続いて、ドコモエンジニアリングの代表取締役社長の辻村清行氏、慶應義塾大学環境情報学部長兼教授の村井純氏が登壇する。キーノートに続いて、インターネット・デバイスとeコマースの2つのトラックに分かれて個別セッションを開催する。
インターネット・デバイスをテーマとするトラック1では、スタートアップ企業のハードウェア開発を巡る最新事情を紹介する。3Dプリンタによる試作期間の短縮や、サプライチェーンの充実、オープンハードウェアの普及など、スタートアップ企業のハードウェア開発を牽引する動きが産業界に与える影響などを分析する。
eコマースをテーマとするトラック2では、オフライン販売のあり方を変える可能性のある決済端末の近未来を議論する。日本の一歩先を行く中国、東南アジアでの決済事業やオンラインショッピングの最新の事例も紹介するとしている。
参加は登録制で、公式プログラムサイトで先着順に応募を受け付ける。参加費は、1トラックのみ参加可能なスタンダードパスが2万5000円、両トラックに参加可能なプレミアムパスが3万5000円となっている。
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