最先端IT・エレクトロニクス総合展の「CEATEC JAPAN 2012」が、10月2日幕張メッセで開幕した。一般の入場は10月3日からで、10月6日まで開催する。出展社数と小間数は624社2288小間。会期中20万人の来場者を目指す。
会場内はコンシューマ機器が並ぶ「ライフ&サエティステージ」、ICT分野のBtoBゾーン「ICT Suite」、最先端の高機能電子部品やアプリケーションが展示されている「キーテクノロジ ステージ」、エレクトロニクス分野のBtoBゾーン「Electronics Suite」(10月5日まで)に分かれており、それぞれの分野の最先端テクノロジ、製品を一堂にみることができる。
引き続き注目を集めるスマートフォン関連は、NTTドコモで2012冬モデルの一部機種を先行展示しているほか、メガネをかけるだけでテレビ電話ができる「メガネ型ウェアラブル端末」などを出展。KDDIではAndrioid 4.0搭載セットトップボックス「Smart TV Box」や次世代高速通信サービス「4G LTE」などの最新技術についても紹介している。
PCは、タブレット形状にもなるソニーの11.6型ウルトラブック「Duo 11」、ノートPCとタブレットの1台2役として使用できるパナソニック「Let'snote」初のウルトラブック「AX2シリーズ」など、各社Windows 8を搭載した発売前の新製品が並べられていた。
ソニーの発表により、2社から登場した4Kテレビも注目だ。東芝では2013年春の発売を予定している4Kテレビが参考展示されているほか、シャープでも「ICC 4K 液晶テレビ」を出品。パナソニックでは145型の8Kプラズマディスプレイを見ることができる。
また、多くの家電メーカーから提案されているのが「スマートハウス」だ。三菱電機ではEV車などと組み合わせたスマートハウス、パナソニックではスマートAV、スマートアプライアンス、スマートエナジーの展示コーナーを設けていた。
2012年は、自動車関連の展示が目立つことも特長の一つ。トヨタ自動車がコンセプトカー「Smart INSECT」を展示しているほか、スマートハウスと組み合わせたEV車などの出展が目立った。
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