HTCは「Windows Phone 8X」および「Windows Phone 8S」スマートフォンを発表した。これらは、Microsoftの次期モバイルプラットフォームを搭載する最新の機種である。
「Windows Phone 8」のローンチはアグレッシブなものになりそうだ。同OSは既にサムスンとNokiaの支持を得ており、今回それにHTCが加わった。これらのスマートフォンは11月、デスクトップおよびタブレット向けOSである「Windows 8」の発売のすぐ後に提供開始される予定だ。
8Xと8Sは、種々の大胆なカラーが用意されており、強力なカメラテクノロジが搭載されている。Nokia独自の「Lumia」シリーズの「Windows Phone」ハンドセットもさまざまなカラーが用意されているが、8Xと8Sはそれらのハンドセットによく似ている。Nokiaが理由で、8Xと8Sにさまざまなカラーを追加することを決めたわけではない、とHTCは述べた。
HTCの関係者であるJeff Gordon氏は、「われわれは対抗する必要性を感じていない」と述べた。
HTCは米国時間9月19日、ニューヨーク州で開催されたイベントでスマートフォン2機種を発表した。両スマートフォンの価格は明かされていないが、Windows Phone 8Xの方がWindows Phone 8Sより高い価格で販売される予定。HTCによると、VerizonとAT&T、T-MobileがWindows Phone 8Xを販売するという。
いずれの機種も、HTCの新しい、大胆なアプローチの一環として、種々のカラーが用意されており、「California Blue」や「High-rise Grey-Yellow」などの名前が付けられている。
8Xには「HTC ImageChip」を搭載した8メガピクセルのカメラも搭載される。Gordon氏によると、HTC ImageChipは撮影速度を向上させるという。ほかにも、4.3インチの「Super LCD 2」HDディスプレイ、2メガピクセルの前面カメラ、1800mAhの内蔵バッテリ、1.5GHzのQualcomm製デュアルコアプロセッサ「Snapdragon」、16Gバイトのストレージ、1GバイトのRAM、Beats Audioテクノロジなどを備える。
マスマーケット向けスマートフォンという位置づけのローエンドの8Sは、5メガピクセルのカメラと4インチの「Super LCD」WVGAディスプレイ、1GHzのデュアルコアプロセッサ、4Gバイトのストレージ、512MバイトのRAMを搭載する。バッテリは1700mAh。8Xと同様、Beats Audioテクノロジを採用している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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