ヤフーは、同社の提供するメールサービス「Yahoo!メール」に、9月19日からインタレストマッチ広告を導入し、メールタイトルや本文内容に関連性の高い広告の表示を開始する。メール内容を解析することで、たとえばユーザーが国内旅行に関する内容が含まれるメールを閲覧している場合、国内旅行に関する広告が表示される可能性が高くなるという。
解析方法としては、ユーザーがメールを読む際に、表示画面オートカテゴライズ技術を用いて、メールのタイトルと本文を機械的に解析し、あらかじめ選んだ単語と同じ単語が含まれているかどうかを解析するという。なお、個人情報を認識するなどプライバシーに触れるような形で、単語を識別・収集することができない仕組みになっており、送信者や受信者の氏名等が解析されたり、解析結果が第三者に提供されることはないとしている。
9月19日からは、デフォルトでメールの解析が行われるようになるが、広告の表示方法の変更を希望しない場合は、専用ページから解析および解析結果の利用を中止できる。取得されるデータとその利用方法については、新しいプライバシーポリシーを確認してほしいとしている。
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