読み取った名刺データをそのまま電話帳に登録できる「CamCard Lite」

アプリ名:CamCard Lite(名刺認識管理 日本語中国語韓国語)
金額:無料(2012年9月17日時点)
カテゴリ:ツール
開発:IntSig Information Co.,Ltd
使用端末:LYNX 3D SH-03C
おすすめ度:★★★★☆

 社会人の必須アイテムといえば名刺。他の会社の人と挨拶を交わす上でも、名刺交換は欠かすことのできないものだ。だが一方で、名刺交換をすればするほど名刺がたまってしまい、普段から整理しておかないと、後からある人の名刺を探そうとしてもなかなか見つからない、という事態にもなりがちだ。

起動画面。まずは「写真を撮る」を選んで名刺を撮影する
起動画面。まずは「写真を撮る」を選んで名刺を撮影する

 そうした名刺にまつわる問題を、スマートフォンで解決してしまおうというのが「CamCard Lite」だ。これは、スマートフォンのカメラで名刺を撮影すると、名前や住所、電話番号などさまざまな項目をそのままテキストに変換、さらにアドレス帳などに直接登録できるというアプリ。

 名刺にはさまざまなレイアウトがあり、名前や住所などの表記位置も異なるが、それらも自動判別した上で読み取ってくれるので安心だ。文字の読み取り精度も非常に高く、それなりに明るい場所で撮影すれば、おおむねの文字は読み取ってくれる。

 ちなみに名刺は、直接撮影するだけでなく、すでに撮影してある写真をギャラリーなどから選んで読み取ることも可能。名刺がその場になくても、後から読み取りできるので安心だ。

 読み取った文字は、スマートフォン上の連絡先に直接登録可能で、Gmailの連絡先と同期させやすいよう、Googleアカウントを保存先に指定することも可能だ。名刺は連絡先と別に独自で管理したい場合は、CamCard独自の名刺管理ツール「名刺入れ」も用意されているので、そちらだけに登録すればよい。なお名刺入れに登録すると、撮影した名刺の写真を後から見返すことができるほか、住所などをQRコードに変換して利用することなども可能だ。

 Lite版では名刺の読み取り枚数に制限があるので、多くの名刺を読み取って管理したいなら、有料版の購入が必要となるが、名刺の管理が面倒と感じているなら大いに役立つツールだけに、ぜひ活用したい。

  • カメラで名刺を撮影。名刺は縦・横どちらで撮影しても読み取ってくれる

  • 読み取った名刺は自動的に項目別に分類し、テキスト化してくれる。うまく読み取れなかった箇所は直接修正することも可能だ

  • 名刺はCamCardの「名刺入れ」のほか、本体の連絡先などに直接登録することも可能

  • 起動画面から「名刺入れ」を選択すると、読み取った名刺の内容を確認できる

  • 名刺入れの一覧から名刺を選ぶと、撮影した名刺そのままの形で確認できる。登録内容を編集したり、他のアプリ経由で共有したり、QRコードに変換したりすることも可能だ

>>「CamCard Lite」のダウンロードはこちらから

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