JVC、ライブストリーミングカメラを発表--スマホから遠隔操作

  • ライブストリーミングカメラ「GV-LS2/LS1」

 JVCケンウッドは、JVCブランドからライブストリーミングカメラを発表した。パンチルター付きの「GV-LS2」(LS2)とコンパクトサイズの「GV-LS1」(LS1)の2機種をラインアップする。Wi-Fiに対応し、タブレットPCなどから遠隔操作ができる。

  • スマートフォンやタブレットPCから遠隔操作ができる

 ライブストリーミングカメラは、USTREAMなど、動画配信の利用者増を受け商品化されたもの。高速かつ静寂に行えるカメラワーク、高感度、高画質撮影などを備え、従来のビデオカメラやスマートフォンなどを使用して動画配信をしている層にアピールする。

  • D.D.モータとWi-Fiモジュール

 両機種ともに1240万画素の1/2.3型 裏面照射型CMOSセンサを内蔵し、ライブストリーミング配信やAVCHD形式による1920×1080ピクセルのフルHD動画撮影が可能。スマートフォンやPCとは、Wi-Fi Directによる接続もサポートしており、簡単に接続ができる。

  • 「GV-LS2」

 スマートフォンやタブレットPCから遠隔操作するには、専用アプリ「JVC CAM Control」をダウンロードする必要があり、アプリはApp Store、Google Playから無料で取得が可能。Windows PCから遠隔操作する場合は、付属ソフトから「JVC CAM Control」をインストールする。Macには対応していない。

  • 「GV-LS1」

 撮影した動画はハイビジョン配信ができるほか、SDカードへの記録に対応。内蔵のステレオマイクに加え、外部マイク入力端子も搭載し、高音質での音声記録ができる。

 LS2は、パン、チルト駆動に「ツインD.D.(ダイレクトドライブ)モーター」を搭載し、静かで滑らかなカメラ動作を実現。F1.2のGTレンズと裏面照射型CMOSにより、最低照度1ルクスでの撮影にも対応する。光学ズーム10倍、デジタルズーム200倍のズーム撮影もできる。サイズは高さ48mm×幅73mm×奥行き90mmで、重量約229g(カメラ部)。パンチルター部は分離でき、カメラ部分のみを取り出して使用することも可能だ。発売は9月下旬。店頭想定価格は10万円前後になる。

 LS1は、IPX3相当の防滴ボディを採用。バッテリ駆動にも対応し、機動力のある使い方ができる。電子式のワンタッチズームを備え、ズーム撮影にも対応する。サイズは高さ48mm×幅73mm×奥行き90mmで、重量約179g(本体のみ)。24mmの単焦点広角レンズを搭載する。発売は10月下旬。店頭想定価格は6万円前後になる。

 いずれも本体横にLEDライトを装備。ルータを使えば最大4台のカメラをタブレットPCやPCからコントロールできる。

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