ポモドーロ法で集中して仕事をこなせる「Promodoro」

 沢山の仕事を効率良く処理できれば定時よりも早く帰れる。だから一生懸命仕事をやろうと思うわけだが、なかなか出来ないもの。集中は途中で切れるし、だらだら続けてしまうというのが実情だ。

 ポモドーロ法は、集中のための短い時間と、短い休憩時間を交互に入れることで、能率のいい時間を継続的に保とうという考えで編み出されたライフハックテクニックだ。このポモドーロ法を支援してくれるタイマーアプリが「Promodoro」だ。

  • メインの画面で、タイマーとステータスが表示される。一時停止、停止をすることも可能。

 はじめ方は簡単だ。まず終わらせたいと思うタスクを追加しよう。そして、アプリのスタートボタンを押して25分の間タスクをこなす。この長さは自分でカスタマイズすることはできるが、まずは25分から始めてみよう。

 25分経過すると、5分間の休憩のタイマーが始まる。時間が来れば自動的にまたスタート。この繰り返しでバリバリと仕事をこなしていく。1日でこなせるポモドーロを計測して、増やしていくことも目指す。最も生産的な日にするぞという意気込みが重要だ。

 タイマーの機能のほかに、タスクを入力しておくことも可能だ。たとえばこんな使い方ができる。1日のはじめにこなしたいタスクを登録する。このタスクリストはタイマーからすぐに切り替えて確認することができるので、たまに見ながらポモドーロで処理していく。1日が終わったら、成果を確認して、またタスクを登録するといった具合だ。

 レポート生成機能もあり、日々利用していくと、どの日にどれくらいのポモドーロを処理できたのか、グラフィカルに表示することが可能になってくる。1日平均でこなせる仕事量がわかってくることで、自分の能力を数字で把握することが可能となり、スケジュールを組むことも容易になる。

 なお、設定画面からポモドーロや休憩の時間を変更することも可能だ。またカウントダウンの際に、カチカチと音を鳴らす設定もできる。この音によって集中が持続する人もいると思われるので、適時利用するといいだろう。

 短期的なタスク処理には非常に活躍するアプリで、特にデスクワークが多いビジネスマンにはお勧めしたい。日常的に使うことで自身の処理スピードを把握できるようになり、中長期的なスケジューリングが可能になってくる。ポモドーロ法を実施してデキル仕事人になろう。

  • タスク表示画面。右上の+ボタンからタスクを追加することが出来る。終了したタスクはチェックボタンを入れることで消すことが出来る。

  • レポート画面。平均して何ポモドーロ消化できるかという統計情報を表示する。

  • 設定画面からは、ポモドーロや休憩の時間を変更できるほか、カウントダウンの際にカチカチと音を鳴らすようにすることも可能になっている。

  • 起動するとチュートリアルが表示されるので、使い方は簡単に理解することが出来るだろう。

  • タスクが完了すると、スリープ画面にアラートが表示される。

>>Promodoroのダウンロードはこちらから

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