ペンタックスリコーイメージングは9月11日、小型軽量化にこだわったレンズ交換式デジタル一眼カメラ「PENTAX Q10」を10月中旬より順次発売すると発表した。
PENTAX Q10は、2011年8月に発売された「PENTAX Q」をベースに、レンズ交換式デジタル一眼カメラの楽しみをアップしたシリーズ最新モデルだ。新採用の裏面照射型CMOSイメージセンサ(有効画素数:約1240万画素)やアルゴリズムの改良で基本性能を向上。クリアで高コントラストな階調再現性、ISO100から最高ISO6400までの幅広い感度設定、白とびや黒つぶれを抑えた撮影が容易な「HDR」機能などを備える。
加えて、暗い場所や望遠撮影時でも高速なピント合わせ、暗いシーンでも安心の専用AF補助光、最大12人の顔検出機能などAF性能を向上。簡単操作で多彩な画像表現が楽しめるクイックダイヤル、個性的な写真表現が可能な画像処理機能、1920×1080ピクセルで30fps(フレーム/秒)で撮れるH.264形式のフルHD動画撮影機能、主体となる被写体が浮き立つように撮影できる「ボケコントロール」機能、手ブレ補正機構「SR(Shake Reduction)」、簡単かつ便利な「オートピクチャーモード」や「シーンモード」なども特長のひとつだ。
ラインアップと発売日は、「PENTAX Q10 ボディキット」(市場想定価格:3万円台半ば)および「PENTAX Q10 ズームレンズキット(PENTAX-02 STANDARD ZOOM付)」(同:5万円程度)が10月中旬、「PENTAX Q10 ダブルズームキット(PENTAX-02 STANDARD ZOOM、PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM付)」(同:7万円程度)が11月上旬を予定。ボディカラーはシルバー、ブラック、レッドの3種類が用意されている。
さらに今回は、PENTAX Q10のオーダーカラー受注サービスもスタートする。これは通常販売のレギュラーカラー3種類に加え、カメラボディ20色とグリップ5色の組み合わせによる97種類のカラーバリエーションを、受注販売方式で提供するというもの。レギュラーカラーの発売日より受注を開始し、最短約2週間で注文の取扱店へ出荷される。価格はレギュラーモデルの価格と同程度としている。
そのほか、Qマウントデジタル一眼カメラ用の交換レンズとして、全域F2.8 を実現した明るい高性能望遠ズームレンズ「PENTAX-06 TELEPHOTO ZOOM」(同:2万円台半ば)を11月上旬に発売。Kマウントレンズをデジタル一眼カメラ「PENTAX Qシリーズ」に装着できるマウントアダプター「Kマウントレンズ用アダプターQ」(同:2万円台半ば)も10月中旬に登場する予定だ。
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