ソニーは9月12日、35mmフルサイズのExmor CMOSセンサを搭載したコンパクトデジタルカメラ「Cyber-shot DSC-RX1」を発表した。有効約2430万画素、焦点距離35mmの単焦点レンズを内蔵する。発売は11月16日。店頭想定価格は25万円前後になる。
ソニーでは6月に1.0型の大型CMOSセンサを採用したプレミアムコンパクトモデル「DSC-RX100」を発売。RX1はこの上位機にあたり、同社によるとコンパクトデジタルカメラでフルサイズセンサを搭載したモデルではソニー初になるとしている。
APS-CサイズのCMOSセンサに比べ、約2.3倍の表面積を誇る大型センサの搭載が特長。カールツァイス製の「バリオ・ゾナーT*」レンズ、独自の画像処理エンジン「BIONZ」とともに解像感に優れ、高感度、低ノイズでの撮影を実現する。
ISO感度は100~2万5600。撮像面から20cmの距離で撮影ができるマクロモードと、2倍の全画素超解像ズーム撮影機能を備える。
AVCHD形式による1920×1080ピクセルのフルHD動画撮影もサポート。P/A/S/Mモードであれば露出コントロールができるマニュアル撮影も可能だ。
サイズは高さ65.4mm×幅113.3mm×奥行き69.6mmで、重量約482g(カード、バッテリ含む)。3.0型の液晶モニタはRGBに加えW(白)画素を追加した「WhiteMagic」ディスプレイを採用する。タッチパネルには対応しておらず、小型化を考慮し、手ブレ補正も光学式のみの採用になっている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」