Boston Dynamicsが同社の4足歩行ロボットの新しいビデオを公開した。
このLegged Squad Support System(LS3)は、「AlphaDog」とも呼ばれ、積載量400ポンド(約181kg)、1度の燃料補給で20マイル(約32km)の歩行が可能だ。同システムの開発には、米国防総省国防高等研究計画局(DARPA)と米海兵隊が資金を提供しており、起伏の激しい地形において兵士を支援することを目的としている。
最新のビデオでは、牛ぐらいの大きさがある同ロボットが岩を乗り越えたり、険しい坂道を上ったりする様子が収録されている。このロボットは茂みがあっても躊躇なく進んで行く。
また、「フォロー・ザ・リーダー(まねっこ遊び)」と呼ばれる遊びをして、前方を歩く人について野原や田舎道を歩行する。ある場面では、ゆるい駆け足で進んだりもする。
また、地面に横になった状態から立ち上がることもできるが、LS3が海兵隊と共に実戦に投入された場合には、人の後について歩行する機能が最も重要になるだろう。
LS3は、あらかじめ指定された場所に向かってセンサやGPSを使って進むことも可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」