「通知メモ」は、Android端末の通知バーにメモを保存、表示できるアプリだ。日々のタスクをはじめとするちょっとしたメモを通知バーから参照できるようにしておくことで、必要な時にすばやく内容をチェックできるというコンセプトだ。
使い方は通常のメモアプリと同じで、起動して新規作成画面を表示し、メモを記入して保存するだけ。この際、一覧の右端にあるチェックボックスにチェックを入れれば、それが通知バーに表示されるようになる。これにより、アプリのアイコンをタップして起動し、該当のメモをいちいち探すといった手間をかけず、通知バーを下にドラッグしてすばやく参照できるようになる。その日のタスクや買い物の内容を書き留めておけば、外出先ですばやく確認できて便利というわけだ。
メモは本文のほか、タイトルをつけることができる。通知エリア上ではこのタイトルが太文字で表示されるので、中身が分かりやすいタイトルを付けておくと探しやすい。アイコンをつけることもできるので、たとえば急ぎのタスクは赤色、そうでないタスクは青色といった具合に、目的に応じてアイコンの色を変えておくと分かりやすい。
メモは複数表示できるので、たとえば5つのメモを5つとも通知バー上に表示しておくといったこともできるし、数にかかわらず通知バー上に表示されるアイコンはひとつだけ、といった設定にもできる。チェックボックスを外せば通知バーには表示されなくなるので、メモの数が増えすぎて通知バーが埋め尽くされることもない。
使ってみた限りでは、同種アプリである「simpleaf free」のように、通知バー上から新規メモの作成ができれば、さらに便利になると感じた。現在でも既存のメモの編集や、あるいは一覧画面を表示して「メモ作成」から新規メモを表示することはできるのだが、ボタン一発で表示できたほうが使い勝手がよさそうだ。現状対応していないアラーム機能も含め、今後のいっそうの進化に期待したいところだ。
>>「通知メモ」のダウンロードはこちらから
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」