paperboy&co.は8月22日、開発者向けクラウドホスティングサービス「Sqale(スケール)」の正式版を公開した。月額940円から利用できる。Rubyで構築されるウェブアプリケーション開発フレームワーク「Ruby on Rails」に対応している。5月からクローズドベータ版として提供していた。
Sqaleは、“アプリケーション”と呼ばれる仮想サーバにコードを実装するだけで、ウェブサービスを公開できる。サーバ技術の専門知識がない開発者でも、サーバのセットアップの必要がないという。TwitterやFacebook、GitHubのソーシャルログイン機能も利用可能だ。
サーバの追加や解除は、管理画面から行う。急なアクセスの増加でサーバの増強が必要になった際は、“コンテナ”と呼ばれる追加サーバをアプリケーションに追加するだけで、性能を向上させられるという。コンテナの解除も容易で、ウェブサービスの規模や状況に応じた利用が可能だ。
今後は2012年末までに、非同期処理、キャッシュ機能、Ruby以外の言語対応などを予定している。開発体験イベントやセミナーの開催も検討している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」