Facebookが同ソーシャルネットワーク上のアプリケーションの全開発者に対して、遂にサブスクリプションのオプションを提供開始した。
6月に発表されていたサブスクリプションの追加は、継続的な収益源を確保する機会を開発者に提供する。FacebookのYegna Parasuram氏はFacebook Developersブログで、サブスクリプションはビジネスを拡大させる新しい方法だと説明している。
開発者は、月額料金と引き替えに更新されたコンテンツや体験を提供できる。料金はそれぞれの顧客の自国通貨で請求される。ただし、開発者は今後も米ドルで支払いを受け取ることになる。
より多くのユーザーをサブスクリプションの申し込みに誘導できるように、開発者は無料試用を提供することが可能で、その期間は開発者が自由に決めることができる。
開発者は売上高の70%を受け取り、Facebookは残りの30%を徴収する、ということに注意されたい。
Facebookユーザーは、クレジットカードまたはPayPalをとおしてサブスクリプション料金を支払うことが可能で、自分のアカウントメニューから解約できる。しかし、Facebookは開発者に対し、アプリ内のどこかに解約ボタンを設置することを推奨している。おそらくそれは適正な顧客サービスを実現する動きだが、現時点ではまだ要件になっていない。
サブスクリプションの開発者向け機能をさらに強化するために、Facebookは取引データレポートをダウンロードするための新しい決済レポーティングAPIも公開している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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