logo

在宅勤務を可能にするためにIT部門が用意すべきもの

Chris Krueger (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 石橋啓一郎2012年08月14日 07時30分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 この5年で、顧客から在宅勤務に関する技術を求められる機会が天文学的に増えた。わたしが勤めている会社であるPEIでも、社内で在宅勤務を大規模に活用している。例えばわが社では、2005年以降、エンジニア全員に自宅オフィスを維持することを義務づけており、会社のオフィス以外で勤務シフトの5分の1をこなすことを奨励している。

 われわれの経験から、在宅勤務を生産的なものにするには、次のような技術が不可欠であることがわかった。

基本的な条件

 在宅勤務者は、PCおよびモバイルデバイスの他に、次のものを必要とする。

  1. 強いインターネット--ただし、会社オフィスと同様の復旧サービス品質保証契約があるもの。一般消費者向けサービスは、復旧対応や実際のサポートが不十分なものが多い。計画的な在宅勤務も、接続が落ちてしまえば仕事を1日休んだようなものだ。また、会社オフィス側に増えた業務に対応できるだけの太さの回線を用意しておくのを忘れてはならない。
  2. 会社に置かれている信頼できるリソースに、ネットワーク越しにアクセスするためのVPNセキュリティ
  3. 会社が用意した、在宅勤務者や自宅オフィスのリソースについてよく理解しているヘルプデスクサービス

ユニファイドコミュニケーション

 ユニファイドコミュニケーションは、自宅オフィスでの電話(さらにビデオ会議まで)の着信や発信を可能にする。Microsoft Lync 2012のようなシステムを使えば、インスタントメッセージング(IM)、音声通話、ビデオ通話、コンテンツ共有などの機能を、自宅オフィスでも利用できるようになる。これらのシステムは、PCのように使いやすく、手厚いサポートなしでも信頼して使えるものであることが重要だ。とにかく、簡単に動くものでなくてはならない。なぜなら、在宅勤務者にはやるべき仕事があり、トラブルシューティングに手間を取られては本末転倒だからだ。

 在席状況がわかるインスタントメッセージング(IM)は、もはや「あればよい」という技術ではない。今や「電子メールの洪水」の問題を解決するために必要不可欠なものになっており、若い在宅勤務者が求めるなじみ深いインターフェースを持っている。欠かせないコミュニケーション手段であるIMは、電子メールよりも速く、音声やビデオほどリソースを必要とせず、在宅勤務者と会社オフィスにいるチームメンバーをまとめるのに役立っている。このツールは、以前であればメール、メディア、ミーティングのワークフローを必要とした、すばやいチーム行動を可能にしてくれる。

-PR-企画特集