長らく待たされたが、サムスンの「GALAXY Note 10.1」がついに発売を迎える。
2012年2月にスペインのバルセロナで開催されたMobile World Congress 2012において初めて披露されたこのデバイスは、1.4GHzのクアッドコアプロセッサと「Android 4.0」(開発コード名「Ice Cream Sandwich」)を搭載する。しかし、現行モデルからの最も大きな改良点は10.1インチのディスプレイだ。サムスンの初代GALAXY Noteは、5.3インチのディスプレイを搭載している。
GALAXY Note 10.1には「S Pen」というスタイラスが付属しており、画面の好きなところに「手書き」できる。Wi-Fiのみのモデルと、Wi-Fiおよび3G HSPA+に対応するバージョンが提供される。Wi-FiおよびLTEに対応するバージョンも2012年中に発売される予定だ。
GALAXY Note 10.1が「GALAXY Tab 10.1」に取って代わる製品ではない点は留意すべきだろう。GALAXY Noteは、サムスンがタブレット製品と並行して販売するまったく別の製品だ。スタイラスが付属している点が、タブレットとの最も大きな違いだろう。
サムスンは、Mobile World Congress 2012でGALAXY Note 10.1を公開した後、発売時期に関する情報を求める声に回答を避けていた。
サムスンは7月、米国時間8月15日のイベントに向けて予定を空けておくように求める招待状を発送した。同社はその中で、「最新『GALAXY』デバイスについて重要な発表およびお披露目」をすると述べている。その後まもなく、公開されるのはGALAXY Note 10.1だろうとする憶測が広がった。
GALAXY Note 10.1は、韓国、ドイツ、米国、英国で発売される。サムスンは、他の国々でも8月から順次発売する予定だと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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