Facebookは米国時間8月2日、facebookstories.comで「Facebook Stories」を開設した。同社によると、「ソーシャルグラフを構成する世界中の人々からの、とてもたぐいまれで、奇抜で、啓蒙的なストーリーやアイデア」を共有するためのウェブサイトだという。
Facebook関係者は、「革新的な方法でつながり、共有する人々が、それ以外の方法では不可能だったことを成し遂げるのを祝福することを目的としている」と声明で述べている。「これらのストーリーにスポットライトを当てることで、人々が自分自身の生活の中でこれらの技術の新しい使用方法を見出すためのきっかけになればと考えている」(Facebook関係者)。「これらの技術」というのはFacebookのことだということを、読者のために補足しておこう。
Twitterは2011年11月に「Twitter Stories」を開始しているが、FacebookはTwitterを真似たのだろうか?正確にはそうではなく、FacebookがFacebook Storiesアプリケーションをリリースしたのは2010年7月のことである。同アプリケーションは2011年、Twitter Storiesが登場するずっと前に廃止された。
Facebook Storiesのウェブサイトにはもちろん、独自の専用Facebookページがあり、本記事執筆時点で、既に1000件以上の「Like」(いいね!)を獲得している。そこに掲載される心温まるストーリーを読み続けたいならば、そのページのLikeを押すとよいだろう。
あるFacebook関係者は筆者に対し、同サイトでは毎月異なるテーマにまつわるストーリーを掲載する予定だと教えてくれた。最初のテーマは「Remembering」(記憶)である。Facebook StoriesのFacebookページにあるカバー写真は現在、Mayank Sharmaという名前の男の子のものになっている。Sharmaさんのストーリーが、幸運にもFacebook Storiesの第1回のストーリーとして選ばれたためである。しかも、第1回にふさわしい感動的なストーリーだ。
このようにFacebookは、マーケティング活動に使用する動画とテキストの用意ができている。そのため、あと必要なのは画像のみだ。Facebookは、Facebook Storiesで新しい月ごとに新しいインフォグラフィックを公開することを計画している。以下に、「Remembering」のテーマ用にFacebookが作成したものを示す。このインフォグラフィックでは、世界中からの人生における一大イベントを調査し、人々が共有する確率の高いイベントと地域との間の相関関係をグラフに表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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