NTTコミュニケーションズ(NTT Com)グループは8月1日、企業のマーケティング活動を支援するオンラインマーケティングソリューション事業の強化を目的に、グループ各社の関連事業を統合し、新会社「NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション」を設立すると発表した。資本金は14億4000万円で、代表取締役社長にはNTT Comの塚本良江氏が就任する。新会社は10月1日より営業を開始する予定。
NTT Comグループではこれまでも、顧客企業のオンラインマーケティングを支援する各種ICTソリューションを展開してきた。具体的には、NTTナビスペースでデータベースマーケティング事業、NTTレゾナントで「gooリサーチ」によるオンラインリサーチ事業、デジタルフォレストでアクセス解析による顧客行動の見える化とマーケティング施策の最適化、、NTT ComでソーシャルCRMやO2Oなどを推進してきたという。
新会社では、NTT Com、NTTナビスペース、NTTレゾナント、デジタルフォレストが培ってきた技術や知見を統合。NTT Comの100%子会社であるNTTナビスペースが、10月1日にNTT Comのオンラインマーケティングソリューション事業と、NTTレゾナントのgooリサーチの事業を承継し、2013年1月1日にデジタルフォレストの全事業(アクセス解析事業など)を承継する。また、NTTナビスペースは10月1日に、商号を「NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション」に変更する。
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