「foursquare」アプリケーションの「iPhone」版と「Android」版の両方が、米国時間6月6日にリリースされた最新アップデートで刷新された。インターフェースは、これまでのバージョンよりもボタンの数が減ってすっきりとしているが、多数のユーザーからのフィードバックに基づいて機能に変更が加えられているとfoursquareにおいて製品を統括するAlex Rainert氏は述べている。
デザインが刷新されたインターフェースは外観が簡素化されており、「Friends」「Explore」、そして、自分のプロフィール用の3つしかボタンがない。新しい「Friends」タブでは、友人からの最新アクティビティのフィードを大きな写真とともに参照できる。また、任意のアクティビティに対してコメントを付けたり、「Like」を押したり、自分の現在位置の近くの情報やリストを確認したりできる。
「Explore」タブでは、現在位置に対する最良の結果を表示するとともに、自宅にいるか移動中であるかによって自動的に行き先のアイデアを提供するようになった。foursquare Labsは、膨大な数のチェックインからのデータを使用することによって、友人や類似の関心を持つ人々に基づいて提案するだけでなく、1日の時間に応じて最良の結果となるように絞り込むことができるとRainert氏は述べている。Rainert氏は1つの例として、金曜日の午後5時にExploreタブを参照するケースを取り上げた。この場合、ユーザーの友人らが1週間の仕事の終わりを祝っていた場所を表示するとともに、ユーザーのエリアでハッピーアワーを実施している場所が結果として提供される。
「Profile」タブも大幅に変更され、情報の追加によりfoursquareにおける自分の履歴を参照できるようになった。自分のチェックイン、友人、獲得したバッジ、さまざまな場所に自分が付加したコメントや情報、および自分のリストの履歴を参照することができる。
「Check In」ボタン自体はインターフェースの右上へと移動されており、親指でタッチしやすいようにするための設計上の選択であったとRainert氏は述べている。
デザインが刷新されたfoursquareアプリケーションは現在、iTunes App Storeにて無料で提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」