米国際貿易委員会(ITC)は、AppleとResearch In Motion(RIM)に対する特許侵害訴訟においてKodakの特許は無効とする判決を支持した。特許ポートフォリオの売却によって立て直しを図るKodakにとって大きな打撃となる。
ITCは米国時間7月20日、ITCの行政法審判官Thomas Pender氏によって5月21日に下された予備判決を支持し、Kodakの申し立てを棄却した。
Kodakは1月に米国連邦破産法第11章の適用を申請し、同社が保有する1100の特許を競売にかけることにより、収入を得ようとしている。
AppleとRIMに対する訴訟には画像のプレビューに関する特許が含まれ、潜在的な買い手にとって最も魅力が高いものと考えられていた。The Wall Street Journalの記事によると、ライセンス料金として最も高価であることが判明していたという。
しかし、この訴訟は終わったわけではない。The Wall Street Journalによると、Kodakは同特許の有効性は以前に支持されているとして、このITCの判決に不服を申し立てると述べたという。また、同紙によると、RIMはこの判決を歓迎し、Appleはすぐにはコメントを出さなかったという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス