Adobe Systemsは公約を果たし、写真の編集および管理ソフトウェア「Lightroom」を「Creative Cloud」サブスクリプションサービスに追加した。
Adobeが5月に公開したCreative Cloudは、月額50ドルのサブスクリプションにより、「Photoshop」や「Illustrator」などの「Creative Suite 6」ソフトウェアへのアクセスに加え、オンラインサービスや他の特典を提供する。Adobeは、同サービスにLightroomを追加すると約束していたが、同社は米国時間6月25日、同アプリケーションが利用可能となったことを発表した。
AdobeのDigital Imagingグループでチーフカスタマーアドボケートを務めるJeffrey Tranberry氏は、「われわれは、より素晴らしい製品をCreative Cloudに時間とともに追加していく。Lightroomの追加は始まりにすぎない」と、今回の動きを発表したブログの投稿で述べている。
Creative Cloudサブスクリプションは、ソフトウェアに対する永久ライセンスをこれまで販売していたAdobeにとって大きな転換点となった。Creative Cloudは、年間契約を望まないユーザーも月額75ドルで利用可能であり、支払いを止めればソフトウェアは動作しなくなる。しかし、前払いの方が安く、新規購入で2599ドルする「Master Collection」が必要なユーザーにとっては特にそうだ。
また、「CS3」「CS4」「CS5」製品のユーザーには、年間契約を結ぶことで月額30ドルというオプションが用意されている。企業顧客向けの別のバージョンでは、Adobeのアカウント所有者ごとではなく、シート単位で価格が設定されており、こちらは年間契約で月額使用料は70ドルとなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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