世界時計は、世界各地の時間を美しいビジュアルで並べて表示する時計アプリだ。現在地の特定の時間に、他の都市が何時になるかを調べたり、アラームを設定したりすることもできる。日本だけでなく海外にも本社、支店、取引先などがある場合や、海外出張が多いビジネスパーソンは重宝するだろう。
世界時計には、あらかじめ、Los Angeles、New York City、Paris、Hong Kong、Sydneyの5つの都市の時計が登録されており、アプリを起動すると、各都市の時刻が縦に並んで表示される。都市を追加する場合は、画面右上の「+」ボタンをタップし、アルファベットで都市名を入力して検索する。メインの「Manage Clocks」画面では、「Edit」ボタンをタップすれば、時計の順番を並べ替えたり、時計を削除したりすることもできる。現在の時間が夜間の場合、時計は黒になり、昼閒の場合は白になる。また、各都市の枠をタップすると、アナログ時計とデジタル時計の表示が切り替わる。
メイン画面では、現在を元にした、各都市の時間を比較できるが、「今いる場所が15時の場合、他の都市は何時か」を調べたい場合は、「Compare World Times」画面に移動する。「Current Time」という黒いアイコンをタップすると、矢印上の「Your time」アイコンが表示される。「Your time」の下には、その時間の各都市の時間が表示される。「Your time」を左右にスライドさせると、時間が移動する。
「Map」画面では、設定済の都市名と時計を地図上に表示する。透明な黒い影が地図上に重なっているが、これにより、昼と夜の境が分かる。画面左下の2つのアイコンで、時計の表示/非表示の切り替えと、地図と衛星写真との切り替えができる。「Alarm」画面では、タイムゾーンを指定して、アラームを設定できるのが便利だ。相手の時間に合わせてアラームを設定すると、自分の時間も併せて表示されるので、時差の計算は必要ない。ただし、iPhoneがスリープ状態になっていると、アラームが鳴らないので、注意が必要だ。
5種類の色と6種類の素材を選択することにより、自分の好みのデザインに変更できるのもうれしい。また、ユニバーサルアプリなので、一度購入すればiPadでも利用できるのは助かる。普段はあまり使わないiPadがあれば、世界時計を常に表示させておけば、実用を兼ねたインテリアにもなるだろう。
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