PayPalの素っ気ないウェブサイトが、おしゃれでユーザーフレンドリーなサイトになろうとしている。TechCrunchによると、オンライン決済企業のPayPalは、機能を整理してナビゲーションバーとタブオプションを減らす方向で同社のウェブサイトを改良しているという。タブは「Buy」「Sell」「Transfer」の3つだけになるという。
新しいウェブサイトのスクリーンショットには、「われわれは常に、顧客のPayPalアカウントの新しい使い方を生み出している」と記載されている。「生活を少し便利にするイノベーションを試してみよう」(同スクリーンショット)
PayPalはTechCrunchに対し、新しいウェブサイトは米国時間6月20日に公開するが、一部のユーザーは新しいデザインを19日に見られるかもしれない、と述べた。同社は20日に新しいデザインの詳細を発表する予定だ。現時点では、変更が外観だけなのか、実質的なものかは明らかでない。
eBayが所有するオンライン決済処理企業のPayPalはこれまでの数カ月、1億人以上のユーザーに提供されるサービスに大きな拡張を加えてきた。同社は、実店舗向けの幅広い決済システムを投入して約20の小売企業と提携するとともに、サービスの範囲をモバイルにまで広げようとしている。これらの変更によって同社は、クレジット会社だけでなく、Square、Verifone、Intuitといったモバイル決済サービスとも直接競合する関係となる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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