Twitterは、ユーザーがある特定のトピックについてツイートする単語やフレーズを変える速さ、つまり単語やフレーズの「回転率」を詳しく調査しており、米国時間6月4日にそのデータの一部を公表した。
例えば、Steve Jobs氏が亡くなったとき、人々はすぐに「Steve Jobs」を含むツイートを始めたが、しばらくすると「Apple」が増加の傾向を見せ、その後に「Pixar」が、最後には「Stay foolish」が増加した。
Twitterの分析担当研究員のJimmy Lin氏はブログ記事で、「ツイートやリアルタイム検索のクエリに含まれる単語やフレーズを調べると、ある1時間または1日に最も頻繁に登場した単語は、次の1時間や1日のものとはかなり異なる傾向があることがわかった。ウェブ上のほかのコンテンツと比べて、この傾向はかなり強い」と語った。
Twitterのエンジニアが発見した大きな変化としては、次のようなものがある。
Twitterのエンジニアらは、回転率の調査と同時に、4都市のユーザーが1日および1年のうちのいつごろにツイートしているのかについても調べている。ニューヨーク、イスタンブール、東京、サンパウロについて、エンジニアらは「ツイート生成の増加パターンが季節変動を示す」理由を調べた。
エンジニアらは、東京のユーザーはTwitterを主に夜に使う傾向があるが、ほかの都市のユーザーは日中のツイートが多いことを発見している。また、サンパウロのユーザーはほかの3都市と比較して、午後にはツイートを一休みし、その後は夜遅くまでツイートする傾向が1年を通して見られると結論を出した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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