アタラはデジタルインテリジェンスと5月23日、マス広告を含む広告効果の評価に関する「トータルアトリビューション分析手法」の開発領域で提携すると発表した。
アタラは、適切な予算配分でマーケティングキャンペーンの最適化を図るアトリビューションコンサルティングサービスを提供。デジタルインテリジェンスは、デジタルマーケティングとマス広告のノウハウを持ち、総合的なデジタルマーケティングコンサルティングを展開している。
今回の提携で両社は、リスティング広告やディスプレイ広告などのデジタル広告、ソーシャルメディアや自社サイト、顧客情報管理システム(CRM)などのデジタル施策を横断したアトリビューション分析を共同で提供する。マス広告を含む広告全般を統合したアトリビューション分析手法の研究、開発も共同で行う。
アトリビューション分析により、これまで分析が難しいとされたテレビや新聞、雑誌、ラジオなどのマス広告、屋外広告や交通広告もマーケティング目標に対する各媒体の貢献度を正確に測定、評価することが可能になるという。
取得したビッグデータを解析し、顧客情報に関連付けた大規模なマーケティングデータ分析も可能。広告やCRM、ソーシャルメディア、自社サイトの顧客ID、会員ID、メールアドレス、クッキー、ソーシャルアカウントを結びつけた分析が可能となる。
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