旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の、旅をテーマにしたインフォグラフィックス専用サイト「トリップグラフィックス」の第32回で「本当に世界一高い展望台はドコ?」と題し、展望台の“高さ”を比較している。
2012年5月22日に開業を迎える東京スカイツリー。その高さは634メートルと、自立式電波塔としては世界一の高さに認定されている。その一方で、建築物そのものでは東京スカイツリーより高い建物は存在し、アラブ首長国連邦・ドバイにある「バージュ・カリファ」の高さは828メートルで世界一となっている。
ただし、展望台の高さを比較すると、一番高い位置にあるのは中国の「上海環球金融中心」で地上474メートル。バージュ・カリファの展望台は452メートルで、東京スカイツリーの展望台は450メートルとなっているので、必ずしも建築物の高さと展望台の高さが同じ順位になるわけではない。
そして展望台の高さを入場料金で割り、展望台に1メートル上るために必要な金額を出してみると、一番料金が高いのはイタリアの「ピサの斜塔」で、1メートルあたり32.82円。東京スカイツリーは7.78円、バージュ・カリファは4.84円、上海環球金融中心は4.34円となっているので、ピサの斜塔の料金の高さは郡を抜いている。
東京スカイツリーの入場料金は3500円。高いという声もあるが、展望台の高さから考えれば意外にお得なのかもしれない。
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