セプテーニ・ベンチャーズは5月22日、位置情報を利用したチーム参加型のゲームアプリ「bondship」をGoogle Playで提供開始した。
bondshipは、最大5人でチームを組み、さまざまなミッションをクリアしていくゲームアプリ。基本料金は無料で、アイテムによる課金を行う。現時点ではAndroidアプリのみ提供しているが、近日中にもiOS向けにもアプリを提供する予定だ。
ミッションには、「○km以上移動してチェックインせよ」「○時間内に□回チェックインせよ」といったように、指定の条件でのチェックインを行うものから、ミニゲーム、謎解きなどを用意。制限時間延長やライバルチームの妨害ができるアイテムなどを利用しながらミッションクリアを目指し、進行レベルに応じて付与されるポイント数を競い合う。
また、実店舗への顧客誘導を目的とした特別ミッションも展開する。第1弾として「新横浜ラーメン博物館」とのタイアップミッションを実施する。博物館内限定のミッションをクリアすることで、賞金10万円が当たる。「ラーメン博物館は昭和の町並みを再現しているが、そこにあわせたミッションを提供することで、来場者の満足度を高めたい」(セプテーニベンチャーズ ひねらん課の瀧口さとみ氏)
今後も様々な企業との連携を図り、ウェブとリアルを融合させたエンターテインメントサービスを提供するとともに、企業のO2O(Online to Offline)マーケティング支援も行うとしている。「bondshipを使うことで、現場での細かなオペレーションを必要とせず、リアルイベントと組み合わせたキャンペーンなどを実現できる」(瀧口氏)
セプテーニ・ベンチャーズは、新規事業の開発に特化したセプテーニ・ホールディングスの子会社。第1弾サービスとして個人のモノやスキルを取引するスマートフォンアプリ「Cluecoo」を提供しており、bondshipが第2弾サービスとなる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」