ザワットは5月15日、同社が提供する「WishScope」の、iPhoneアプリおよびAndroidアプリの配信を開始した。それぞれ利用は無料。
WishScopeは、「買います」「手伝って」「教えて」「仲間募集」といったお願いを投稿し、そのお願いを解決してくれる「ヒーロー」とのマッチングを行うサービス。お願いの内容を解析し、最適なヒーローを自動で推薦してくれることでサービスの精度を高めている。3月29日に開催されたFacebook主催の開発者向けイベント「Facebook Mobile Hack Tokyo」において、最優秀賞を受賞している。
今回、Facebookの友達にお願いの解決を求める「ヒーロー推薦機能」や「ヒーローポイント機能」を追加して、ウェブ版のデザインをリニューアル。これにあわせる形で、スマートフォンアプリの配信を開始した。
以前、お願いの投稿に対する約6割に、オファーのコメントが届いていると語っていたザワット代表取締役CEOの原田大作氏だが、サービスを開始して約半年を迎え、ユーザーの質が変化しつつあると語っている。「これまでは『○○について教えて』というお願いが多かったが、現在では採用やちょっとした作業を依頼するなど、実際に出会って何かを行うような依頼が増えている。中にはWishScopeで共同創業者やエンジニアを見つけ、家具を譲り受け、起業に至ったという人もいるようだ」(原田氏)
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