NTTドコモは5月14日、異なる言語で会話できる「通訳電話サービス」の第2回試験提供を実施することを発表した。期間は6月1日から9月30日まで。
今回の試験提供では、第1回のモニターによる要望を受け、(1)翻訳結果が表示された後に、画面上のリピートボタンを押すことで、翻訳結果を再び読み上げる機能、(2)サービスを利用する際に、音声着信を待つ必要がない「対面利用」という2つの機能を追加した。
モニターの数は、第1回試験提供の10倍となる約1万人の予定。対応機種はAndroid OS 2.2以上を搭載したスマートフォンおよびタブレットで、個人の場合は各端末から「通訳電話サービス紹介サイト」にアクセスして申し込める。
対応言語は、音声着信が必要な遠隔利用の場合は3カ国語(英語、中国語、韓国語)、対面利用の場合は10カ国語(英語、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、タイ語、インドネシア語)となっている。
同社では今後、試験提供を通じてモニターの意見を集約し、2012年度中のサービス提供を目指すとしている。
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