楽天は4月20日、同日開催した取締役会において、中国で百度と提携して展開しているショッピングモールサービス「楽酷天」を終了することを決議したと発表した。5月末にもサービスを終了する。
楽天では2010年1月に百度との合弁会社の設立について合意し、同年10月より楽酷天を展開してきた。しかし、中国国内での競争激化により業績が計画を下回る形で推移。各種側面からの検討を行ってきたが、現状では業況を抜本的に改善させることが困難との認識からサービスを終了することを決めたとしている。
楽天では、今回のサービス終了が決算へ与える影響は軽微としている。なお、現地旅行予約サイトを通じて行っているトラベル事業や、北京の開発子会社China Rakuten Network Science and Technologyによるシステム開発業務など、楽天グループで手がける中国国内の事業や業務については、今後とも継続するとしている。
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