YouTubeの創設者であるChad Hurley氏とSteve Chen氏は、ユーザーが「美しい雑誌を発見および作成」できる新サービス「Zeen」を近日中に公開するようだ。
ブログサイトのFusibleは米国時間4月7日、同サイトのティーザーページがzeen.comに開設されていることを発見した。そのページには、訪問者がユーザー名を予約するためのボックスや、ZeenのTwitterおよびFacebookページへのリンク、求人情報ページおよびプライバシーポリシーへのリンクが設けられている。求人情報ページはAVOS.comに掲載されている。AVOSはもちろんHurley氏とChen氏の企業で、約1年前にDeliciousをYahooから買収した企業でもある。
Hurley氏は2011年3月にクーパー・ヒューイット国立デザイン博物館で講演を行った時、同氏とChen氏が新興企業創設に向けた「新しい複数のアイデアにちょっと手を出している」ことを明らかにし、「すべてのウェブサイトが軌道に乗るために必要な基本要素」で実現できそうなことを検討していること、そして、別のアイデアは動画のインデックス化に関連するものであることだけを明かした。
Zeenのティーザーページには、「美しい雑誌の発見および作成」「近日公開」とだけ書かれている。
本稿執筆時点で、求人情報ページにはプログラマーおよびデザイナーを対象とする募集広告が7件掲載されている。
Zeenティーザーページへの訪問者がユーザー名を要請すると、以下のメッセージが表示される。
登録してくれてありがとう。
今取り組んでいるものを皆さんにお見せすることを本当に楽しみにしている。準備が整い次第、皆さんに電子メールでお知らせする予定だ。さしあたって、電子メールアドレスの認証のために、あなたに電子メールを送信した。あなたが本当にあなたであることをわれわれが確認できるように、電子メール内のリンクをクリックしてほしい。
サービス開始の時までさようなら。
YouTubeは、シリコンバレーで最もよく知られたサクセスストーリーの1つだ。同サイトはかつて批評家から滑稽なペット動画のための場所だと切り捨てられたが、今では動画アーカイブや教育ツール、政治家が選挙演説のために訪れるデジタル版演台、犯罪者や警察の不正行為を暴く手段、人気の高いジュークボックス、世界中の人々にとって極めて重要なニュースソースになっている。同サービスは2006年10月、16億5000万ドルでGoogleに買収された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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