民放キー局5社と電通が提供する、テレビ向けビデオ・オン・デマンドサービス「もっとTV」が4月2日、サービスを開始した。各局の新番組見逃しサービスを中心に5000本以上のコンテンツをそろえる。あわせて、初夏をめどにスマートフォン、タブレット版の「もっとTV」アプリもリリースするという。
もっとTVは、地上波放送でのリアルタイム視聴を促進し、番組視聴時間を拡大することを目的に開始。民放キー局5社に加え、NHKの参加も検討中とされている。
本サービス対応のテレビで視聴ができ、パナソニックのテレビ「ビエラ」、デジタルレコーダー「ディーガ」などが対応機として発表されている。
日本テレビ放送網が「三毛猫ホームズの推理」「HUNTER×HUNTER」、テレビ朝日が「Wの悲劇」「都市伝説の女」、TBSテレビが「ハンチョウ~警視庁安積班~」「パパドル!」、テレビ東京が「クローバー」「イナズマイレブンGO」、フジテレビが「鍵のかかった部屋」「未来日記」など、4月からスタートする新番組を見逃しサービスのコンテンツとして用意。コンテンツ数は各局合計で5000本以上としている。
1本100~400円を中心価格として提供され、決済はクレジットカードのほか、携帯端末によるキャリア決済も近日導入予定だ。
あわせてスマートフォン、タブレット版のもっとTVアプリもリリースされる。対応OSは、Android 2.3以上で、提供開始は初夏を予定。テレビやデジタルレコーダーと共通のインターフェースを採用するほか、一部コンテンツを除き一度の購入でテレビ、デジタルレコーダー、スマートフォンの双方で視聴が可能になるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス