logo

[ウェブサービスレビュー]ウェブページの必要な部分だけを印刷できる「The Printliminator」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
内容:「The Printliminator」は、ウェブページの必要な範囲だけを印刷することで、インクや紙などのムダを省くことができるサービスだ。広告やメニュー、ヘッダやフッタなどの要素を削除し、スッキリとコンパクトなウェブページを印刷できる。

 「The Printliminator」は、ウェブページの必要な範囲だけを印刷することで、インクや紙などのムダを省くことができるサービスだ。印刷時に不要なブロックをマウス操作で削除していくことで、ウェブページから広告やメニュー、ヘッダやフッタなどの要素を削除し、スッキリとコンパクトなウェブページを印刷できる。

  • 「The Printliminator」トップページ。チュートリアルのビデオが用意されているので、使い方を手っ取り早く知りたければここを見ておくのも一興

  • 事前準備として「Printliminator」と書かれたボタンをブックマークバーにドラッグ&ドロップし、使えるようにしておく

 挙動そのものは、同種サービスである「PrintWhatYouLike」とよく似ている。印刷したいウェブページを表示した状態で、あらかじめブックマークバーに登録しておいたブックマークレットをクリックすると、画面上に4つのボタンが並んだパレットが出現する。これらを用いてウェブページ上の不要な要素を取り除き、印刷に必要な要素だけを残す。作業を終えて印刷を実行すれば、必要な部分だけがコンパクトにまとまった出力が得られるというわけだ。

  • 印刷したいページを表示させた状態で、さきほど登録したブックマークレットをクリックする

  • 画面右上に4つのボタンから成るパレットが表示された。同時に、画面上にマウスを当てると各ブロックが赤い罫線で囲まれるようになる

  • クリックすると赤い罫線で囲まれたブロックが削除されるので、印刷したくないブロックをどんどんクリックして消していく。操作を間違えたらパレットにあるUndoボタンで元の状態に戻せる

 「PrintWhatYouLike」と比較した場合の特徴としては、メニューが限定されているぶん操作しやすいことが挙げられる。「PrintWhatYouLike」ではクリックしたブロック以外をまるごと削除したり、残されたブロックの幅を引き伸ばしたり、複数の範囲を同時に選択肢したりと多彩なメニューが用意されているが、それゆえ操作のステップ数が多く、迷うことも少なくない。本サービスでの操作は基本的にクリックによるブロック削除に限定されているので、初めて使っても、大きく迷うことはない。

 また裏技として、AltまたはOptionキーを押しながらクリックすることで、「PrintWhatYouLike」と同様、クリックしたブロック以外をまるごと削除する機能もあるので、操作に慣れてくればこちらも活用できる。よく使う操作を前面に、そうでない操作を裏技的に用意している本サービスと、すべての操作をフラットに並べている「PrintWhatYouLike」と、設計思想の違いがインターフェースの作りに反映されていると言えそうだ。

  • 完了したら印刷を行う。必要なエリアおよび要素だけをプリントできるので、用紙やインクの節約になる

  • 「REMOVE ALL GRAPHICS」ボタンを使うとページ内の画像をまとめて削除できるが、ページによっては一部の画像が残ったり、背景画像が削除されて地の色が表示されたりと、期待された効果が得られない場合も多いようだ

  • 「APPLY PRINT STILESHEET」ボタンを使うと、印刷に適したスタイルが適用される。これに前述の「REMOVE ALL GRAPHICS」ボタンを組み合わせて全体の体裁を整え、その後不要ブロックを削除していけばスピーディに整形できる

  • PDFに出力したところ。試した限りでは、以前紹介した「PrintFriendly」のように、一部の文字がCJKフォントらしき中華系の文字に置換されることもないようだ

 もちろんアンドゥ機能も用意されているので、いったん削除したブロックを復元させるのも容易なほか、画像だけを一括削除したり、印刷に適したスタイルシートに切り替える機能も用意されている。また画面左に操作パネルが表示されることで作業時にウェブページの幅が狭められる「PrintWhatYouLike」と違い、本サービスはオリジナルと同じレイアウトのまま作業ができる利点もある。好みに左右される部分もかなりありそうなので、前述の「PrintWhatYouLike」、そして自動フォーマットに重きをおいたもうひとつのサービス「PrintFriendly」と使い比べてみるとよいだろう。

-PR-企画特集