サイバーエージェントは3月13日、コミュニティサービス「アメーバピグ」(PC版)と「ピグライフ」において、15歳以下のユーザーを対象に、4月24日から一部機能に利用制限を設けると発表した。
利用制限によって、全エリアへのおでかけや、ピグともの部屋や庭への入室、ピグとも申請、お友達招待といった、コミュニケーション機能が一切利用できなくなる。なお、自分の部屋や庭でのアバターの着せ替えや模様替えは引き続き利用できるという。
今回の利用制限について、サイバーエージェント広報は「もともと18歳以上の利用を推奨したサービスとして運営していたが、ここ数カ月間に不正アクセス事件や、小中学生が罪の意識のないまま被害者や加害者になってしまう事件が発生していた。弊社としてもパトロールや看板を設置するなど啓蒙活動には力を入れていたが、さらにもう一段踏み込んだ動きが必要かと考え、このような決断にいたった」とコメントしている。
現在、両サービスは合計約1000万ユーザーに利用されており、このうちの14.2%が15歳以下のユーザーだという。サイバーエージェントでは、同日より対象となるユーザーがログインしたタイミングで、利用制限についてアナウンスしている。また、対象者は16歳の誕生日を迎えた深夜0時と同時に利用制限が解除されるという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス