ウィルコム、法人向けPHS--災害時の通信手段としても

松田真理 (マイカ)2012年03月06日 17時36分

 ウィルコムとウィルコム沖縄は3月6日、日本無線製「WX01J」とネットインデックス製「防災だフォン<TWX01NX-DE>」を法人向けに販売すると発表した。発売日は、WX01Jが3月23日、防災だフォンが4月18日の予定だ。

写真1 WX01J

 WX01Jは、事業所用コードレスシステム「オフィスモード」に対応した端末。室内では構内PHSとして、室外では公衆モードに切り替えてPHSとして利用できる。企業内のウィルコム端末を管理者がウェブ上で管理する「ビジネス安心サービス」も利用できる。サイズは幅約43mm×高さ128mm×厚さ14mmで、重量は約90g。

 価格は「W-VALUE SELECT」で一括購入した場合が2万5920円。毎月の利用料金から最大24カ月一定金額を割り引く「W-VALUE」割引を適用すると、負担額は実質ゼロ円となる。

写真2 防災だフォン<TWX01NX-DE>

 防災だフォンは、現在発売中のネットインデックス製「WX01NX」をベースにした端末。単4形アルカリ乾電池3本で約350時間駆動し、3.5時間の連続通話が可能だ。災害などによって電源が確保できない場合に、通信手段として利用できるという。サイズは約幅48mm×高さ116mm×厚さ29mmで、重量は約123g。

 料金プランは、ランニングコストがかからない「防災だフォン一括販売プラン」を用意。端末価格は、3年契約で3万5800円。月額基本料は0円で、通話料は使った分のみ請求される。

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