ウィルコムとウィルコム沖縄は9月21日、2011年秋冬モデル10機種29色を発表した。10月6日以降に順次発売する予定。今回の新商品では、通常のPHS端末に加え、ボタン1つで電話をかけられるモデルや、世界最小最軽量のモデル、固定電話機のデザインを採用した据え置き型のモデルなど、バリエーション豊富なラインアップを揃えた。
まず、10月6日以降に発売予定のモデルが、セイコーインスツル製「SOCIUS(ソキウス)WX01S」、京セラ製「WX01K」、ネットインデックス製「WX01NX」の3機種。SOCIUSは、別のスマートフォンの電話番号で発着信が可能な「スマホとリンク」機能を搭載したモデル。SOCIUSとスマートフォンの間はBluetoothで通信する。WX01Kは、良質なデザインにこだわった折りたたみモデル。WX01NXは、パールカラーの軽やかな5色を取り揃えたシンプルなモデルとなる。
11月中旬に発売予定なのが、京セラ製「Sweetia(スウィーティア)WX02K」、京セラ製「LIBERIO(リベリオ)WX03K」の2機種。Sweetiaはテンキーにクリアキーを採用し、液晶周りのフレームにキラキラ輝くミラーインクを使用した印刷加工を施している女性向けのモデル。WX03Kは、幅広い年代が利用できるシックで洗練されたデザインのエントリーモデルとなっている。
12月に発売予定なのが、エイビット製「安心だフォン WX01A」、エイビット製「イエデンワ WX02A」、エイビット製「ストラップフォン WX03A」の3機種。安心だフォンは、あらかじめ登録した1件にボタン1つで発信できるモデル。イエデンワは、PHSでありながら固定電話機のデザインを採用した据え置き型のモデル。ストラップフォンは、清涼菓子「フリスク」のケースサイズを実現した世界最小最軽量のモデルとなっている。
その他、下り最大42Mbps、上り最大5.7Mbpsの高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」に対応したZTEジャパン製のモバイルWi-Fiルータ「007Z」を10月7日に、オフィスの固定電話の子機としても利用できる日本無線製の法人専用モデル「WX01J」を2012年3月上旬に発売する。
さらに同日開催された記者発表会では、ウィルコム代表取締役社長の宮内謙氏により、3G Wi-Fiルータ機能を搭載するPHS端末と、PHSと3Gを搭載したAndroidスマートフォンが2012年春に発売予定であることも明かされた。
ウィルコムでは、新機種の発売に合わせて、対象機種の購入者向けにオリジナルケースをプレゼントしたり、機種変更手数料(2100円)相当をキャッシュバックする「デビュー★キャンペーン」を実施するとしている。
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