携帯電話を使った認証制度を導入し、さらにランキング算出のアルゴリズムを大幅変更することで、信頼性の向上を目指す飲食店の口コミ情報サイト「食べログ」。
カカクコムのコーポレートサイトでもその施策が発表されていたが、その一方で、食べログ上でのみ告知されていたサービス内容の変更があった。
食べログでは3月1日、一連の信頼性向上施策にあわせて、これまで「点数」「人気」「最近の注目度」の3種類で提供してきたランキングのうち、人気および注目度を廃止。点数のランキングに一元化した。
これにより、PC版でのランキング表示を「総合ランキング」「夜のランキング」「昼のランキング」に変更。さらにフィーチャーフォンおよびスマートフォン向けサイト(モバイル向けサイト)、スマートフォンアプリでは、検索方式を「標準検索」と「ランキング検索」の2種類に変更した。
モバイル向けサイトとスマートフォンアプリに関しては、2010年秋に点数および人気ランキングの表示をプレミアム会員向けの課金サービス化した。この際、事前告知が徹底されなかったことからApp Storeの「食べログ」のアプリのレビュー欄が“炎上”の様相を呈した。
今回の変更により、これまで無料で利用できた最近の注目度でのランキングが廃止されたため、プレミアム会員以外はランキングの閲覧ができなくなった。
標準検索での表示順に関しては詳細がアナウンスされていないが、食べログがモバイル向けサイトとスマートフォンアプリ上で告知している内容によると「メニューや写真などの店舗情報が充実したお店から表示されます」となっている。
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