Flipboardは米国時間2月29日夜、同社iPad向けアプリの新バージョンを公開した。このアップデートでは「Cover Stories」機能が追加された。Cover Storiesは、ユーザーのソーシャルコネクションや閲覧したものに最も関連すると同サービスが判断した記事を一カ所に集めたフィードを提供する。
Cover Stories機能は、FlipboardのiPhoneアプリで最初に登場していたが、iPad向けにはこれまで提供されていなかった。しかし、今回の新リリースでは、Cover Storiesを同社計画における主要コンポーネントとして据えている。この計画では、ユーザーが自分にとって最重要と思われるニュースを知るために訪れる最良の場所として、同アプリを変えることを目的としている。
そして、このことが特にその通りだと思うのは、同機能がユーザーの行動から学習し、より関連性のある記事を提供するよう開発されており、ユーザーの継続利用を促すという理由からだ。
Cover Storiesが最初にiPhone向けに登場した際、米CNETのRafe Needleman記者は、このフィードについて「筆者の知らなかった、読んでみたくなるような記事がうまく見つかった」と述べている。Flipboardは今、同機能について、同社アプリをiPadのみで使っている多くのユーザーや、iPhoneで多用しているがApple製タブレット上に機能がなくて困っているユーザーに向かって提供できることを期待している。
新しいバージョンのiPad用Flipboardには、他にも機能が複数搭載されている。それら機能の1つとして目次に3つ目のページができ、合計で32のタイルが提供されるようになった点が挙げられる。また、特定の「Google Reader」のフォルダからタイルを作成する機能もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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