インターネットの脅威といえば、「ウイルス」「不正アクセス」などのセキュリティ問題を思い浮かべる人が多いだろう。しかし、以下に紹介する「『ネット黄金時代』を脅かす10の懸念」の筆者は、脅威はそれだけでないと考えている。無償で自由に使えるインターネットの現在の環境を脅かす要因はたくさんあるという筆者が、中でも特に大きな懸念を10個選び出して解説する。
◆注目記事
「ネット黄金時代」を脅かす10の懸念(前編)
「ネット黄金時代」を脅かす10の懸念(後編)
◆さまざまな脅威
◇規制当局の動向
グーグルの2012年--規制当局の判断や特許など注目すべき5つのこと
グーグルの独占禁止法違反行為の疑いに対する当局の調査や、特許侵害をめぐる法的な争いが、2012年に重要な局面を迎える見通しだ。2012年の同社の動向について、5つの予測を紹介する。
◇ネット検閲
「ネット検閲は人民のため」--中国外交部報道官が発言
中国外務省の報道官は現地時間10月20日、報道陣に対し、中国におけるインターネット検閲の長い歴史は人民にとって最良のことだと述べた。
◇カリフォルニア州のネット売上税法
カリフォルニア州でネット売上税法が成立--アマゾンにも課税
カリフォルニア州で、ネット小売業者に新しい売上税を課す法案が成立した。この法案については、ネット小売大手のアマゾンが強く反発していた。
◇MicrosoftのSkype買収
Skypeとの提携で強まるFacebookとMSの関係--「共通の敵」グーグルへの対抗
FacebookがSkypeのビデオチャット機能を導入したことで、Skypeを買収したマイクロソフトとFacebookの結びつきがさらに強まっている。この2社は、共通の敵であるグーグルとどのように戦っているのだろうか。
◇SOPA/PIPA法案
FAQ:米著作権保護法案「SOPA」--その具体的な影響とは
米議会で審議されている著作権保護法案「SOPA」には、インターネット業界で激しい抗議運動が起こっているが、この法案によって具体的にはどのような影響があるのだろうか。
◇プライバシー問題
EU、グーグルのプライバシーポリシー改訂に延期を要請か
英Financial Timesの報道によると、グーグルのプライバシーポリシー改訂計画に対し、欧州連合の担当官が個人データ保護の観点から問題ないと確認されるまで実施しないよう要請したという。
アップルやグーグルなど6社、アプリのプライバシー保護強化に合意
米カリフォルニア州の司法長官K・ハリス氏は、米国時間2月22日の記者会見で、モバイルアプリのプライバシー保護を強化することで技術企業各社と合意したと述べた。
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